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嶽本野ばら 「ミシン」

ミシン
ミシン
著者:嶽本野ばら
出版社:小学館
サイズ:単行本/134p
発行年月:2000年11月
ISBN:4093860629

吉本ばななが涙した!失われし少女性を愛してやまない作家が懸命につむいだ、切ない切ない命がけの恋の物語。


この本には、「世界の終わりという名の雑貨店」「ミシン」が納められている。
両方とも、短編だ。
「世界の~~」は、心が痛くなる話だ。
何かしら私の中で共鳴するところがある。
見たくない過去を探られるような、そんな読後感を伴う。
「ミシン」は、良くできた破壊的終末願望を持った少女の話だ。

若い頃にあこがれ、状況が許せば実行したいであろう
「行動の美学」や「こだわり」というものを小説にしたものだ。
私も以前はこういう 心理状態で、こういう世界に生きていたなあと
思い出した。
けれど、そのまま続けていたならば、やはり その末路は
「精神破壊」なのだろうと思う。

こういう世界は、危険で甘美な世界だ。

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