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甘露梅 : 宇江佐真理


甘露梅 お針子おとせ吉原春秋
著者:宇江佐真理
出版社:光文社
サイズ:単行本/261p
発行年月:2001年11月
ISBN:4334923461

遊廓でお針子として働きはじめた町家の女房が出会った、
哀しくもやさしい恋。
心の色艶を描かせたら当代随一の女流作家による、
本当に「読ませる」時代小説。
【目次】仲の町・夜桜/甘露梅/夏しぐれ/後の月/
くくり猿/仮宅・雪景色

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遊郭の話としては、掘り下げが甘いが
「お針子」の視線という意味では、こんなものか。
宇江佐真理は、本当に話のまとめ方が上手い。
故に読後感が、さわやかで良い。

やさしい生活 について

以前、このblogを開設するときにも 投稿しましたが、
もう一度、お知らせします。

この「やさしい生活」は、私の実に個人的な記録としての
blogです。
本当なら、自宅サーバーで こそっと 書きためておきたい内容です。

しかし、blogを自宅サーバーにアップするだけの
技術も根気もないので
ココログを利用することにしました。

投稿実験もするかもしれません。
まったく 意味のなさないメモに利用するかもしれません。

ということで、よろしくお願いします。

無事、これ名馬:宇江佐真理



著者:宇江佐真理
出版社:新潮社
サイズ:単行本/262p
発行年月:2005年09月

男の道を学ぶため、泣き虫弱虫の武家の長男が弟子入りしたのは町火消「は組」の頭取だった!
火の手が上がれば、自分の命と意地をかけて火事場を収める火消たちの生き方に触れるうち、
少年は大人への一歩を踏み出していく…。
地に足をつけて生きる江戸っ子の逞しさが爽やかな読後感を残す、連作時代小説の傑作。

【目次】 好きよたろちゃん/すべった転んだ洟かんだ/つねりゃ紫喰いつきゃ紅よ/
ざまァかんかん/雀放生/無事、これ名馬

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この作品もまた、いつの時代にも、普通の暮らしというものが あるのだと
しみじみと、そして なにやら ホッとさせてくれた。
これまで読んできた宇江佐真理の作品は、どれも
派手な主人公も、話建てもないけれど
読後感がとても良い。
ある種の癒し系の作品である。

「本当の自分の姿」というものを
追い求めてきたけれど
今、想像するそんな自分の姿は、もう、または、まだ
無いのであって、あるのは
こう思い悩んでいる今の自分だけなのだと
それで、良いのだと
だから、どうすればよいのかと
見守られるように そっと背中を押してくれる
そんな気持ちにさせてくれた。

ああ、読んで良かった~。

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