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ずぼら:田辺聖子

タイトルずぼら
著者/監督/Artist田辺 聖子
価格, 出版¥ 1,325 光文社
評価★★★
2007-06-20

【「BOOK」データベースより】
男と女はすれちがいがおもしろい。私はあと半年で三十歳―。男にはわからない秒読み開始。それでも「ええんちゃう。」と思う―。不思議な女ごころ、6つの物語。

Amazonに画像なし

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様々な年代の男女の1対1の人間関係を主体に描かれた
短編集。

とくに、「河内弁」が多用されていて 興味深い。
八尾にすむ男性の話があるが
「八尾っこは、大阪の江戸っ子や」
というのがある。
なんのこっちゃ?っていう 感じだが
なにしろ すさまじいまでに河内弁をしゃべる。

残念ながら、私はここまでの河内弁を聞いたことがない。

誰か、居ないだろうか・・・。
ネイティブな河内弁をしゃべる人。
そっと 部屋の角で聞いてみたい。

ところで、田辺聖子を今日までに続けて何冊か読んできたが
ランダムに選んだはずなのだが
全部同じトーンの様な感じがする。
男の価値観、女の価値観がよく似た主人公が出てくる。
最初は、衝撃的であったけれど
ここまで繰り返されると、洗脳されてしまいそうだ。

良いことだろうか・・・悪いことだろうか・・・。

窓を開けますか?:田辺聖子

タイトル 窓を開けますか ?
著者/監督/Artist 田辺 聖子
価格, 出版 ¥ 966 新潮社
評価 ★★★
2007-06-16

この小説は30年ほど前に書かれたものらしい。
しかし、古さを全く感じさせない。
けれど、一つだけ言えるとしたら
この主人公、32歳(?)の「ハイミス」という設定だが
今では32歳ぐらいでは ハイミスとはいわないですね。

今は それを10歳+くらいで 考えると
わかりやすいかもしれない。

途中、面倒な話の展開になってきて
どろどろとした人間関係が苦手な私は
読み飛ばしてしまった。

けれども、全体としては 面白く読めた。

お聖さんの短篇」男と女:田辺聖子

タイトル「お聖さんの短篇」男と女
著者/監督/Artist田辺 聖子
価格, 出版¥ 1,890 角川書店
評価★★★★
2007-06-14

関西の男女の恋愛模様。
面白い。
たくさんの関西弁が、解説とともに でてくる。
これはひょっとしたら、関西弁を使い慣れている人より
私のように、最近 関西弁に触れだして
その違いに 目をまるくしている人のほうが
面白いのでは ないだろうか?

「あ~~、なるほど、そういう意味だったのか」

と、関心してしまうことを
抜粋をノートにたくさん書き留めてしまった。

村田エフェンディ滞土録:梨木香歩

タイトル村田エフェンディ滞土録
著者/監督/Artist梨木 香歩
価格, 出版¥ 500 角川書店
評価★★
2007-06-12

村田エフェンディという 考古学を生業としている人が
トルコを訪れた時の記録として かかれた小説。

なんで、これを小説にする必要があったのだろう?
ひょっとしたら、作者がトルコへ旅行して
自分の旅行記として 書き留めておきたかったのだろうか?と
思わせる。
それにしても、トルコに対する描写が稚拙。
出てくる場所も、有名な観光地ばかり。

観光ガイドをみただけの、取材なのかもしれない。

沼地のある森を抜けて:梨木香歩

タイトル沼地のある森を抜けて
著者/監督/Artist梨木 香歩
価格, 出版¥ 1,890 新潮社
評価★★★★
2007-06-06

【出版社 / 著者からの内容紹介】
始まりは「ぬか床」だった。先祖伝来のぬか床が、呻くのだ。変容し、増殖する命の連鎖。連綿と息づく想い。呪縛を解いて生き抜く力を伝える書下ろし長篇。

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小さいときに、一度は想像したことのある
ぬか床から、得たいの知れないモノが誕生する感覚。
それを小説にしたもの。

小説の最終部、それまでに流れていた時間とは異質の
早い展開となる。
あれよあれよという間に終わってしまうので
なんだか もったいないな~と思った。

けれど、全体的に 穏やかな感じで
好きだな。

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