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『GOSICK Ⅶ』桜庭一樹

GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)/桜庭 一樹
¥620
Amazon.co.jp

3月25日に文庫書き下ろしとして発売されたばかり。

発売当日、震災後 停電のある地域に住む

姉や古くからの友人のために

ランタンを入手するために出かけた時に、購入。

通常、購入したら半日もしない間に読了してしまうのだけれど

今回ばかりは、どうも気持ちが落ち着かず

読む気になれなかった。

しかし、ようやく ここ2~3日 気持ちが落ち着いてきたので

少しずつ読む。

読むのだが・・・なんだろ・・・桜庭一樹。

彼女は忙しすぎなのか?、この雑な話の展開は。

最終部は、いつものクウォリティーに戻ってはいたが

それ以外は、読むに値しない。

読むのが辛くて、脳が拒否するのか

数行 目で追っただけで 眠くなる・・・。

今の私には、睡眠が必要なので

まあ、それは それで よいのだが。

この作品のサブタイトルは 『薔薇色の人生』だ。

薔薇色の人生・・・

薔薇色といって思い浮かぶのは、今までは

限りなく赤に近い色だったのだが

最近、ピンクにスライドしつつある。

どんな状況下においても

気持ちだけは、自分次第なのだ。

自力でコントロールする以外、方法はないのだ。

人には、それぞれ 家族以外には見せない

心の傷や、思いや、病んだ部分があるものだ。

それを、そっと隠して

外では、精々 元気そうに振舞っている 多くの人が居るのだ。

それを知らずに、弱さを盾に、

手におえない 思慮の無さで

周りを傷つけるとは、なんと 愚かなことか。

無知は罪悪である。

想像力の無い不寛容は、万死に値する。

それでも、私は そういう人達にも

どうか、ふんわりと やさしい幸せな時間を

取り戻して欲しいと 願うのだ。

全ての人が 自分なりの「薔薇色の人生」が送れますように!

『隠居の日向ぼっこ』杉浦日向子

隠居の日向ぼっこ/杉浦 日向子

¥1,260
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季節ごとに物名詞をとりあげ、それに纏わる
江戸時代、現代のあれこれを
ほっこりと、軽く語ったエッセイ。
この本を自宅ソファーで読んでいるときに
夫からメールが来た。
「めっちゃ横揺れ」とのこと。
どこのことだろう?とその旨メールしてから
TVをつけてみた。
驚いた。巨大地震が起きている最中だった。
軽いめまいの様な揺れがあったような気がしないでもないが
我が家では、ほとんど地震を感じなかった。
宮城で巨大地震だということで
東京ではどうだったのだろう?と
気になった。
東京でも震度5弱ほど揺れたのだと
程なくして報道があった。
その後、TVを付けたまま
読書を続行。
何しろ、私には何もしてあげられることが無いのだ。
無力だ・・・。
いつまでも いつまでも 余震が続いている様子だ。
東京に居る 知人、友人は無事だろうか・・・。
心配になる。
心配になりつつも、本を一冊 読了してしまった。
安否確認がとれず、不安で
本の内容をかみ締める事も出来ず
単なる情報収集の様な 読み方をしてしまった。
これはこれで、印象深い一冊となってしまった。

『ブレイズメス1990』海堂尊

ブレイズメス1990/海堂 尊

¥1,680
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外科医三年目の世良雅志は、垣谷講師のお供に選ばれ、ニースへ。
天才外科医・天城雪彦を引き抜くことも世良の任務だった。
ギャンブルの結果で手術をするかどうか決めるという
型破りな外科医。
カネのために医療を行うと断言する優秀な外科医。
そんな彼らが、帰国後繰り広げる
病院のシステム改革と新医療センターの設立準備。
と、まあ こんなあらすじなわけです。
しかし、海堂尊の作る 桜宮という仮想シティーの
壮大なこと・・・。
おそらく、ほとんど 読んでいるはずなのだが
もう、人間関係と時代の流れを
把握できてません。
読みながら、人間関係を把握すべく、検索でもしようかな~と
思ったけれど、ちょうどこの本を読んでいるとき
インフルエンザ時に処方された タミフルがきつ過ぎて
そのダメージで もう 体中がだるく、首凝り 肩こり・・・体中が痛い痛い・・・。
辛い辛い中で、読了。
桜宮ワールドが把握できなくても
この作品はこれで、充分楽しめる。
特に今回の話は、軽いノリで読める。
「仮想」というのがぴったりの話である。
「お話」としては、この話の設定は
面白い。
好みの話だ。
軽く読み流せるエンターテイメントだ。

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