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『永遠の0』百田尚樹

永遠の0 (講談社文庫)/百田 尚樹

¥920
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『永遠の0』は去年9月、私はひどい湿疹になやまされ、
医者から外出禁止令が出ている時に読んだ本だ。
私には面白かったと思った本を教えあったり、貸し借りする知人が居る。
その中の一人が、私と夫が「いつも行く店」の店長の母上だ。
彼女は、私の母とほぼ同じ歳。
まだまだ 元気に店で働いていらっしゃるので
本を読む時間は、通勤で乗る電車での ほんの15分ほど。
そういうわけで、彼女に本を紹介するときは
読みやすいように、短編を選ぶようにしているのだが
この本は、超が付くほどの 長編だ。
ある程度のあらすじをお話して
それでも、読みたいか聞いたら、読んでみようかな ということなので
お貸ししてみた。
毎日 コツコツとお読みになったのだろう。
先日、読了したとのこと。
店が忙しくて なかなか 話をできなかったが
私達が店をお暇する時間になって
ようやく余裕がでてきたのか、
彼女が あふれ出すように
本の感想、当時(戦時中)のこと、それからこれからのことを
一気に話し出した。
彼女はいつも、本を貸したときには
きちんとした観想を聞かせてくれるが
この本についてのソレは、格別だった。
結末部分は、もちろん いつものように
電車の中で迎えたようだが
泣けてきたそうだ。
鼻をかむ振りをして、涙をぬぐったと おっしゃっていた。
そして、もっと多くの人に読ませたいと
力説していらっしゃった。
本の紹介や貸し借りも、こういう事、出合いがあるので
やめられない。
世代を超えて、心を込めて 読書という時間を費やし
そして、分かち合える何かが
人生において至宝となる。
しかし・・・私は この本では
泣けなかったのだ。

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